顔そりの法律と現状


*首から上の部分を剃る行為は理容師法により理容師だけに許可された行為。
*ソフトシェービングというメニューで産毛トリマー等のバリカンを使用した行為も 厚労省の見解では理容行為。(器具の種類を問わず)
厚労省の昭和23年の通達(以後、通達と表記)に、 「化粧に附随した軽い程度の「顔そり」は化粧の一部として
    美容師がこれを行つてもさしつかえない。」というものがあるが、この通達の解釈が不確定すぎてよく分からないのが現状。
全美連で通達を元に顔そりの講習を行ったらしいが、「それは理容行為である」という内容の指導を厚労省が行った。

 2016年時点での関係各所の解釈

  厚労省    「その通達の通りである。化粧の一部として軽い顔そりなら顔面全てを行っても良い」  仙台市・宮城県   「その通達の通りであるが、化粧に付随していて軽く剃る行為でも顔面全体を剃る    行為は軽くとは言えない」  宮城県   「通達の文末に「・・・・・さしつかえない。」とあるがこれは出来れば行わないように    という意味合いも含む」      青森県   「その通達の通りである。化粧の一部として軽い顔そりなら顔面全てを行っても良い」

 今後の予想

  2015年にカットに関する一部が変更され、2016年にも併設店舗に関して  の改正もある。このような理容と美容の融合が進んでいく流れの中で顔そりに  関して今後どのようになるか考えると、一番の問題は現在の美容師育成、試験  において顔そりに関しては実技でも学科でもふれていない点である。ふれていな  いのに通達で制限付きとはいえ、鋭利な刃物を直接皮膚にあてる行為が許され  ていることは、危険ではないのだろうか?  まずはこの点に関して何らかのアクションが厚労省から出ると予想する。